羊と鋼の森 宮下奈都

小学校6年生の教室から低山が見えていた
遠足でその山に登ったこと
冬はその山がうねるように風が通っていたこと

空地や柿の果樹畑で蜻蛉を追いかけていた時のこと

子供の時の事を沢山思い出した本だった

小学生の時にピアノを習っていたけど
もっと能動的に習えばよかったなと思った


めっきり初見の作者の本は読まない近頃だったけども
すっと入ってくる文体で自然に読めた

羊と鋼の森 (文春文庫)